M字ハゲに有効とされるAGA治療薬のデュタステリドには、性的機能の低下や乳房の腫れ、精液の減少などの副作用が報告されています。また、一部の人では体毛の増加や初期脱毛も起こることがあります。そんな中、今回は私自身がデュタステリドを服用した際に経験した副作用について、リアルな体験談と共に解説していきます。
AGA治療に興味がある方は、デュタステリドについての情報を一通り集めたことがあるかもしれません。でも、副作用については、実際に服用してみないと分からない部分も多いですよね。そこで、私が実際に服用した際の副作用を赤裸々にお伝えしていきます。
また、デュタステリドを検討している方にとっては、これから服用するにあたって不安に思っている点も多いかと思います。そんな方にも、私の体験談を通じて少しでも参考になっていただけたら幸いです。
性的機能の低下
デュタステリドを使用すると、男性ホルモンであるテストステロンの生成が減少するため、性的機能の低下が報告されています。具体的には、勃起不全や性欲の減退、射精障害などが挙げられます。
しかし、この副作用は使用を中止すれば改善されることが多いため、継続的な服用によって副作用が継続する場合は、医師に相談することが必要です。私はもともと性的機能が弱かったのでデュタステリドによるものかどうかは不明でした。
乳房の腫れや痛み
デュタステリドの副作用の一つに、乳房の腫れや痛みが報告されています。これは、女性ホルモンであるエストロゲンの影響を受けるためであり、男性においても乳房にある乳頭周囲組織にはエストロゲン受容体が存在するため、このような副作用が起こることがあります。私の場合は特に症状が出たようには感じませんでした。
精液の減少
デュタステリドの使用によって、精液の量が減少する場合があります。精液の量が減少すると、妊娠力が低下する可能性があります。ただし、精液の質については問題なく、正常な精子が含まれている場合が多いため、妊娠すること自体には影響がない場合が多いです。私の場合も精子が少し少なくなったような気がしました。ただ治療中でも子供2人授かっています!男の子と女の子。個人差はあると思いますが参考にしていただければと思います。
頭痛やふらつき
デュタステリドの使用によって、頭痛やふらつきが起こることがあります。これは、薬剤が体内に吸収され、身体の調整が追いつかず、一時的な副作用として現れる場合があります。これも私の場合は特に症状が出たようには感じませんでした。
皮膚症状
デュタステリドの使用によって、かゆみや発疹などの皮膚症状が現れることがあります。これらの症状は比較的軽度であり、一時的なものが多いですが、継続的に症状が現れる場合は、医師に相談することが必要です。これも私の場合は特に症状が出たようには感じませんでした。
体毛の増加
デュタステリドは、男性ホルモンのDHTを抑制することでAGAの進行を抑える作用があります。しかし、DHTは男性ホルモンの一つであり、体毛の成長にも関係しています。そのため、デュタステリドを使用すると体毛が増加する場合があります。これはハッキリと出ました。特に腕とすねの毛は濃くなった実感があります。
初期脱毛
デュタステリドを服用すると、AGAの治療に必要なタンパク質を作る毛根細胞が活発化し、成長期に入ります。しかし、同時に休止期や退行期の毛根細胞が抜け落ち、初期脱毛が発生します。初期脱毛は、通常は治まるまでに2〜4週間かかります。幸いなことにこれも特に症状が出たようには感じませんでした。AGA治療を悩む方の多くはこの初期脱毛を懸念されていると思います。1ヶ月~2か月後には復活してきますので仮に初期脱毛があってもそれを乗り越えたら自信を取り戻せるチャンスです!
まとめ
デュタステリドは、M字ハゲの治療(AGA治療)に用いられる有効な薬剤の一つですが、副作用のリスクもあります。初期脱毛、性的機能低下、乳房の増大などの副作用が報告されています。これらの症状が発生した場合は、医師と相談し、適切な対処を行う必要があります。また、薬剤を中止する場合は、医師の指示に従うことが大切です。AGA治療には、多くの薬剤があります。自分に合った薬剤を選ぶためにも、医師との十分な相談をすることをおすすめします。
AGAスキンクリニックでは、専門の医師による診察を受けることができ副作用が出てしまった場合でも、他の治療法を選択することができるため、薬剤に頼ることなく薄毛や抜け毛の改善が可能です。また、治療だけでなく、髪の毛の健康維持のためのアドバイスも受けることができるため、長期的な改善につながるでしょう。